わたしの教育方針
わたしの教育方針 ~けるねるねさまのご家庭~
わたしの教育方針
日本中の新米ママ・パパが参考にするため、先輩ママ・パパがどのような教育方針(進路の決め方)を掲げていたかをご紹介する「わたしの教育方針」シリーズ。今回はどのような教育方針が見られるのでしょうか?
けるねるね(ペンネーム)と申します。
首都圏在住のサラリーマンです。
中学受験生の父親として3年間、中学受験に関わりました。子どもの中学受験に伴走した経験から、受験や勉強に関する情報をブログで発信しています。
アメブロ「中学受験/最難関中学のリアル」:
note:
https://note.com/gifted_mimosa213
息子は、中学受験のため、小3の2月から大手塾(SAPIX)に通いました。
小学校は家の近くの公立でした。
小3から小6まで、毎週、塾に通う生活が続きました。
2022年2月、開成中と筑駒中に合格し、現在、そのうちの一校に通っています。
中学2年生となり、部活や学校の行事に打ち込んでいます。
中学受験の勉強は順調なことばかりではありませんでした。
息子は精神的に幼さが残り、性格的には負けず嫌い。
問題が解けなかったり間違えたりすると、それを受け容れることができませんでした。
「今」しか見えておらず、問題ができない=「ダメな自分」ととらえていたからです。
他方、点数への強いこだわりが、受験の原動力になっていた面もあるので、難しいところですね。
受験準備は山あり谷ありでしたが、毎日楽しそうに学校に通う息子をみて、「よかったな」と思います。
我が家では、親主導で中学受験をスタートしました。
幼少の頃から「数字」が大好きだった息子を見て、同じような子が集まるようなところ、そして自分の好きなことが自由にできるような環境がいいのではないか、高校受験のない中高一貫校を目指してみてはどうか、と考えました。
どこまでできるかわからないが、まずはやってみよう、と。
本人はこの時点で、中学受験については、正直なところ、あまりよくわかってなかったと思います。
中学入試は一発勝負。受からなかったらまた来年受け直すことができません。
本番入試には、たった一人で立ち向かわなければなりません。
本人が「その学校に行きたい」と強く思えなければ勉強は続かず、親にとっても子どもにとっても辛いだけになってしまいます。
なぜその学校を目指すのか、という理由に親も子も納得して共有していることが重要ですね。
決して偏差値だけではないはずです。
大学受験のため中学・高校に行くわけでもありません。
子どもだけで考えるのは限界があるので、親が目標を示すことはあっていいと思いますが、本人がそれを理解し、「自分事」として意識する。
そうすれば、受け身ではなく、自分で工夫したり考えたりしながら取り組むので、しっかりとした実力をつけていくことが出来ると思います。
子どもは塾や親の力で「育てる」ものではなく、「育っていく」ものというのが私の持論です。
親の役割は、子どもが努力できる環境を整え、「育っていく」のを邪魔しないことという思いを強くしています。
都市部の一部では中学受験が過熱していますが、日本全体でみればニッチな世界。
そもそも中学受験は「オプション」ですし、「通過点」に過ぎません。
子どもの教育については、各家庭の事情や子どもの適性や性格にもよるので、「正解」はなく、何が我が子にとってベストなのかを考えるしかありません。
他の家庭や他の子と比較しても「答え」はなく、自分自身と我が子を見つめ直し、手探りで進んでいくようなものではないかという気がします。
悩んだ末に「この子のために、こうしよう!」と出した結論ならば、きっとその道を安心して突き進むことができると思います。
「開成&筑駒合格のリアル」
https://note.com/gifted_mimosa213/n/n77f72ca79ab7
*親子で中学受験に挑んだ3年間の激闘をまとめました。
「開成・筑駒に合格した子が入塾前にやっていたこと」
https://note.com/gifted_mimosa213/n/nd93648cf6858
*子どもが小学校低学年までにやっていたことをまとめました。