勉強する目的
どうして子どもは勉強してくれないの?
勉強する目的
記事をご覧いただき、ありがとうございます!
アカデミー・ハブ代表の松浦英宗です。
今回から「進路を考える」シリーズとして、子どもが勉強する目的や、目的から逆算した進路選びについて解説していきます! 記事を参考にしながら、ぜひお子さまの進路選択について考えてみてください。
第1回は、ママ・パパなら誰でも抱えているお悩み「なぜ子どもは勉強してくれないの?」です。答えを先にお伝えすると、子ども・親ともに勉強する目的が分かっていないから!
それでは、そのような答えになる理由を探っていきましょう!
子どもが勉強してくれない理由を探るためには、子どもが勉強に対して抱えている悩みを理解する必要があります。
そして、子どもが抱えている悩みとはズバリ「勉強する目的が分からないこと」です。学校や塾で必死に勉強していますが、心の中では「なんで苦労して勉強しなくちゃいけないんだろう・・・」という思いがあるのです。
実際、ベネッセの調査では、勉強する目的が分からないと答えた子どもの割合が、小学生では8%と少ないですが、中高生では40%を上回っています。
さらに!
勉強する目的を理解できていないにもかかわらず、親や先生から勉強するように言われ、非常に大きなストレスがかかっているのです。
結果として、勉強が好きではない子どもの数は、小学生では30%、中高生では50%以上にもなっているのです。ですが、子どもの置かれている状況を考えると、当然のことと言えそうですよね。
ここまでで、子どもが抱えている悩みは理解できました。それでは、ママ・パパはどのような悩みを抱えているのでしょうか?
ママ・パパの悩みは一言でいうと「子どもの将来をより良いものにしたい!」ということです。
ご経験のある方も多いと思いますが、誰も好んで子どもに勉強しなさいと言っているわけではないですよね。子どもを思うがゆえに、悪者役になって言ってくれているわけです。
具体的な数字を見てみると、半数近くのママ・パパが「できるだけいい大学に入れるように成績を上げてほしい」、「子どもが大人になったときに自立できるか不安」と考えています。
ここまで来れば、子どもが勉強してくれない理由が見えてきます。
それは「子ども・親ともに、勉強する目的が理解できていない」からです。
子ども目線に立つと、勉強する目的が分からないのに親や先生から「勉強しろ!」と言われてうんざり・・・。親目線に立つと、子どもの将来が心配だからつい口うるさく言ってしまう・・・。こんな悪循環に陥っているのです。
子どもが勉強してくれない理由は分かったでしょうか?
子どもに勉強してほしいママ・パパは、まずは自分が「勉強する目的」をしっかりと理解して、それを子どもに伝えていく必要があるのです。
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