わたしの教育方針 ~ぱぴこさまのご家庭~

日本中の新米ママ・パパが参考にするため、先輩ママ・パパがどのような教育方針(進路の決め方)を掲げていたかをご紹介する「わたしの教育方針」シリーズ。今回はどのような教育方針が見られるのでしょうか?


まずは自己紹介をお願いします!

ぱぴこです。男子2人の子を持つシングルマザーです。

離婚後、長男が不登校になり、続けて次男も不登校に。不登校ママ歴は6年になりました。

私は医療事務として病院に勤務していましたが、34歳の時に退職し、栄養士になるべく専門学校に入学しました。2年間勉学に励み、卒業後は栄養士専門学校の助手として勤務し、今に至ります。

子どもの不登校の経験から、アメブロでブログを書いています。

「ぱぴこのHAPPY不登校日記☆」

https://ameblo.jp/papikomom/


お子さまについて教えてください!

長男くん(17歳)地方にいる祖母と2人暮らし。私とは別々に暮らしています。小5から中学卒業まで不登校で、ほとんど引きこもりの生活をしていました。

現在は、単位制の通信制高校に週1回通っていて、飲食店でアルバイトを週4しています。元不登校児とは思えない成長を私たちに見せてくれています。

小さい頃お友達にいじわるされても先生に言わなかった長男。理由を尋ねると「友達が先生に怒られるのが嫌だったから。」そんな心が優しすぎる長男です。

次男くん(15歳)春から単位制の通信制高校に進学が決定しました。小5の時から学校を休むことがちょこちょこ増えましたが、完全不登校は中学2年の夏から。 

「勉強することに意味を見いだせない」と言い、自ら不登校に。自分で自分のことを選択できる子です。

人生2周目なのか?と思わせるほどの冷静さと大人びた考え方や発言に私自身も気付かされることも多いです。


あなたの教育方針(進路の決め方)を教えてください!

私の教育方針は「面白そう、ワクワクする方を選ぶ」です。

我が家は2人とも不登校です。子ども達は今まで頑張りすぎてしまい、疲れてきってしまいました。高校の進路もたくさん悩みました。

しかし、こうじゃなきゃいけない!というのはありません。高校は全日制に行くのが普通。親元から通うのが普通。などあらゆる「普通」を取っ払い、どうすることが子ども達にとってワクワクするのかを基準に選択しました。

長男の場合は優しくて大人しい子でしたので、都会暮らしよりも田舎暮らしが合うと思い、地方に住む祖母の家から高校へ通うことに。この提案をした理由はとにかく「面白そうじゃない!?」ただそれだけです。結果、大正解です。見事に不登校脱出し、活き活きと毎日を送っています。

次男の場合は私がいくつか通信制高校をピックアップし、一緒に学校見学に行きました。さすが次男。学習スタイルが選べるところや学校行事が充実している学校を選択。自分自身が「ワクワクする」学校を自分で選びました。今から学校が楽しみだそうで、早くバイトもやりたいそう。不登校脱出確定です。

このように、兄弟でも性格やタイプが全然違います。それぞれが「面白くて、ワクワクする」選択を妥協せずに探しました。


新米ママ・パパにメッセージをどうぞ!

子どものために!と思い親が選択することというのは、だいたいが親のためです。親のエゴが大半だと思います。子どもの人生は子どものもの。ある程度の道標は示してあげる必要がありますが、子どもの意見も尊重することです。いつまでも子ども扱いしないことです。私たちが知らない間に子どもは大人になっています。

不登校前の私は「こうじゃなきゃいけない!」がとても強く、子育てに力みすぎていました。だから、たくさん失敗しました。

不登校になって、やっと力を抜いて子育てができるようになりました。「面白そう!ワクワクする!」を原動力にして、私自身も成長し続けました。 

子どもと一緒に親も成長していってください。一緒にワクワクしながら、楽しい毎日を過ごして下さいね。

立派な大人ってどういう大人かわかりませんが、健康で毎日笑顔で過ごせていれば、それだけでハナマルです! 


ブログのご紹介

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