勉強する目的
勉強する目的ってなに?(part1)
勉強する目的
大人たち目線で勉強する目的を考える前に、まずは子どもたちが何を思っているのかをしっかり理解する必要があります。
ベネッセ教育総合研究所の調査によると、半数以上の子どもが「良い学校に入るために勉強している」と答えています。そして別調査にはなりますが、アカデミー・ハブの独自調査によると「良い学校に入りたい理由は、良い職業に就くため」と答えた人が70%もいるのです。
つまり、子どもたちが考える勉強する目的は「良い学校に入って、良い職業に就くこと」なのです。
・・・しかし、あなたは「良い学校に入ること=良い職業に就くこと」という考えが正しいのか、答えることができるでしょうか?
実際、子どもたちは良い学校に入ること・良い職業に就くことの関係性についてきちんと答えることができず、ただなんとな~く思っているだけなのです。
以下は、両者の関係性について答えられるかという質問を、高難度大学の出身者20名に投げかけた際の回答抜粋ですが、誰一人としてしっかりと回答することはできませんでした。
しかも!
大学入学前に自分の進路を決めていた子どもの数はわずか4%であり、良い学校に入ることと、就職先を紐付けて考えられている子どもなんて、ほとんどいないのです。
実は、「良い学校に入れば、良い職業に就ける」証明するためには、非常に多くのことを考えなくてはいけないのです。具体的には以下画像の通りです。
・・・うーん、頭が混乱しそうですね。
おそらく、上記の問いすべてに答えられる子ども・親はほとんどいないでしょう。しかし、誰もが「良い学校に入れば、良い職業に就ける」と考えています。
結局、ほとんどの子ども、そして親は勉強する目的を明確に答えられないということです。
いかがでしたでしょうか?
次回は「勉強する目的ってなに? part 2」です。
本記事で述べた問いについて、一つ一つ丁寧に解説し、「良い学校に入れば、良い職業に就ける」が事実なのか探っていきましょう!
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