小学校
子どもたちはどんな進路を選べるの?(小学校編)
小学校
本日お話しさせていただくのは以下画像のうち「小学校」です!
小学校は公立・国立・私立の3種類の学校がありますが、学校によって入学資格や年間費用、教育内容が大きく異なってきます。
それでは、公立・国立・私立という3種類の小学校がある中、各ご家庭はどの施設を選んでいるのでしょうか?
感覚的に納得かと思いますが、公立小学校に進む子どもが圧倒的に多く、その割合は全体の98%にもなります!
そして、国立・私立小学校はそれぞれ1%ずつしか進学していません。
「兄弟・姉妹が通っている」、「どうしても大学までエスカレーター式に進学したい」など、何かしらのきっかけ・思いのあるご家庭のみが公立以外の選択肢を選んでいるのです。
すでに解説しましたが、お金は非常に大きな関心ですので改めて一言。
とにかく、私立小学校はお金が必要!!!!
私立小学校は、公立・国立小学校の5倍となる166万円/年もかかってしまいますので、進学を検討される場合は気を付けてください。
166万円/年 × 6年間 = 1,000万円もかかるということですので・・・。
小学校受験は、前回記事で述べた幼稚園受験と似た特徴があります。
まず、ほとんどのご家庭(98%)は受験せず、公立小学校に進みます。そして、地方にはそもそも受験できる私立小学校がほとんどなく、受験する場合も国立小学校であるケースが多いようです。
そして、小学校受験の最大のメリットは、内部進学で中学や高校、大学まで進学できる可能性があることである点も、幼稚園受験と同様です。しかも小学校受験の場合ですと、慶應幼稚舎や早稲田実業初等部なども受験することができ、合格した場合は慶應義塾大学や早稲田大学などのトップ私立大学までエスカレーター式で進学可能です。
一方、幼稚園受験の最大のデメリットは、私立小学校の場合に限りますがお金がかかることです。6年間で1,000万円の経済負担を”容易に”まかなうことができ、かつその後の進路も私立校だけで進めるようなご家庭のみ、私立小学校の受験を検討しましょう。
国立小学校は費用負担が公立と同等ですが、抽選という運の要素が絡んでくることが大きなデメリットと言えるでしょう。
さて、最後に小学校の選び方についてまとめてみましょう。
小学校選びは非常にシンプルで、まずは受験しない場合は公立小学校に決まります。そして、受験する場合は国立小学校・私立小学校のいずれかになりますが、ここまで来れば各校の特徴を精査し、どの学校が我が子にふさわしいか考えて選びましょう。
ただし、私立小学校は費用が非常に高いため、「金銭的余裕がないが受験したい」というご家庭は、国立小学校を受験するようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?
ほとんどのご家庭では、地域の公立小学校を選ぶことになると思います。
しかし、進路の全体像をしっかり把握し、複数の選択肢の中から納得して進学先を選ぶことが何より重要ですので、本記事でぜひ理解を深めていただけると嬉しいです!
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