大学
子どもたちはどんな進路を選べるの?(大学編)
大学
本日お話しさせていただくのは以下画像のうち「大学」です!
「大学」という言葉を聞いて、真っ先に思い浮かぶのは4年制大学でしょう。しかし、4年制大学以外にも、短期大学や専門学校などの選択肢もあります。こうした各校の特徴について、詳しく見ていきましょう!
まずは、4年制大学から見ていきます。
各校とも試験や推薦で入学できる点は同じですが、費用や教育水準には違いがあります。
次は4年制大学以外を見ていきましょう。
ここで登場する短期大学や専門学校は、おおよそ2年制であることが多く、4年制大学よりも早く社会に出て、実践経験を積むことができます。
また、「高校卒業後はそのまま就職!」という選択肢もあるでしょう。
それでは、日本の高校生はどの学校に進んでいるのでしょうか?
以下の画像を見ていただければ分かるように、4年制の私立大学に進学する高校生の割合が58%と圧倒的に多いです。
次点で、4年制の国立大学が16%、同じく専門学校も16%と高くなっており、それ以外の選択肢を選んでいる高校生の割合はそれぞれ5%以下となっています。
4年制の国立・公立大学は非常に人気がありますが定員も少ないため、4年制の私立大学に生徒が集中するという構造です。
既に述べた部分もありますが、年間の授業料に絞って各進路を見ていきましょう。
高校卒業後の進路については、国公立 or 私立という分け方で費用を考えることができます。具体的には、国公立はおおよそ60万円ほど必要となりますが、私立は100万円以上必要となってきます。
さらに、私立の医学部・歯学部に進学する場合は、平均393万円と非常に高額な負担となりますので気を付けましょう・・・。
また、これらの進路は通う年数もそれぞれ異なっており、4年制大学はその名の通り4年間通いますが、その中でも医学部や歯学部は例外的に6年間通うことになります。他方、短期大学や専門学校はおおよそ2年間と期間は短いです。
これを踏まえて必要な学費総額を見てみましょう。
すると、各進路ともに200万円~250万円必要になってくるのに対し、4年制の私立大学が飛び抜けて高額な468万円必要となることが分かります。
また、私立の医学部・歯学部は6年間で合計2,358万円と恐ろしい数字になっていますね・・・。
そして、これらの費用は授業料だけであり、一人暮らしをする場合の家賃や生活費が含まれていない点に注意してください!
さて、大学を選ぶ場合に必ず考えなくてはいけないのが、「どの学部に進むべきか?」ということです。
学部選びは3つのステップで行われますので、その考え方について少し解説してみましょう。
大学の学部選びの3ステップ
ちなみに、「現在・将来を踏まえると、どの学部に進学すべきか」を考える前提として、各学部に対する理解を深めておくことも重要です。
大学の学部は大きく分けて4つに分類されるため、以下画像から自分(お子さま)に向いていそうな学部がないか探してみましょう!
大学の学部の種類
さて、最後に進路の決め方についてまとめていきましょう。
ポイントとなるのは、こちらの記事で紹介した通り、高校卒業後の進路は「自分(お子さま)にとっての幸せとは何か?」から逆算して考える必要があるという点です。
そして、肝心の「子どもにとっての幸せの定義」は以下の4つに整理されます。ただし、あくまでも整理の一例であり、できれば各ご家庭独自の定義を考えてみましょう!
子どもにとっての幸せの定義(4つ)
この幸せの定義から逆算して考えると、次の画像の通り、進学すべき学校の種類(13分類)が見えてきます。
ぜひご一読いただき、自分(お子さま)はたくさん勉強して難関大学に進む必要があるのか、あるいはほどほどに勉強すればいいのか、あるいは勉強を一切しなくてもいいのかを考えてみてください!
いかがでしたでしょうか?
大学は種類も非常に多いですし、学部も複雑です。しかし、多くの人にとっては学習の最終地点であり、かつ就職にも直結する重要な決断となります。
しっかりと理解していただいて、悔いのない大学選びをしてください。
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