おすすめ進路 その2「しっかり勉強! 国公立で節約(中学受験)」

今回は、合計13回にわたって未就学~大学院までのおすすめの進路(=教育方針)をご紹介しているうちの、第2回目になります!そして、教育方針その2は「しっかり勉強! 国公立で節約(中学受験)」です。

国公立中心に進学し、かつ受験も高校からという教育方針で、地方出身者や家計が苦しいご家庭におすすめです。教育方針1と似ている部分も多いですが、教育方針1は高校から受験していたのに対し、今回は一足先の中学からの受験になります。

それでは、見ていきましょう!


そもそも13種類の教育方針ってなに?

13種類の教育方針は、まずは「子どもにとっての幸せ」を考え、その幸せを実現するために適切な進路はなにか?という発想で考えられています。

「子どもにとっての幸せ」の定義

  1. 良い職業に就いて、高い社会的地位・金銭を得る
  2. 今を楽しみつつ、将来も平均水準の生活を送る
  3. 勉強のストレスを感じず、今をできる限り楽しむ
  4. 社会的地位・金銭は高くなくとも、希望する職業に就く

「子どもにとっての幸せ」の定義について考えた記事もありますので、ぜひご覧ください!


そして、今回お話しするのがこちら!
「良い職業に就いて、高い社会的地位・金銭を得る」という幸せを手にするため、中学で初めて受験をし、国公立中心の進路でしっかり節約しつつも、高難度大学(院)に進学していく教育方針です。

ちなみに、高難度大学(院)に進学しなくてはいけない理由は、「良い職業に就いて、高い社会的地位・金銭を得る」ためには、人気企業に就職したり、経営者や政治家、医師になる必要があるからです。


今回の教育方針では、どんな学校に進むことになるの?

今回の進路では、就学前を除き、ずーーーーっと国公立校に通うことになります。そして、受験のタイミングは「中学から」であり、幼稚園受験や小学校受験はしません。

中学受験では、多くの子どもが進学する地域の公立中学校(非中高一貫)ではなく、国立中学校や公立中学校(中高一貫)を受験することになります。

中学受験をする子どもの大半は私立中学校を受験しており、国立中学校や公立中学(中高一貫)は定員数が少ないことも相まって、非常に難易度の高い戦いになります。
しかし、小学校4年生頃から塾などでしっかりと対策をすれば、十分合格できる可能性がありますので、積極的にチャレンジしていきましょう!

教育方針2_進路


今回の教育方針の特徴は?

この教育方針は、「我が家は少し家計が苦しいけど、子どもには良い大学に進学して、幸せになってもらいたい」という思いのあるご家庭におすすめです!

教育方針1では受験タイミングが高校からでしたが、中学受験しない場合はその分の負荷が大学受験に寄せられますので大変です。しかし、中学から受験することで、小学校時の負荷は大きくなりますが、その分大学受験への負荷を軽減することができます。

国公立を中心に進学することを前提に、「小学校時代の負荷を重くしてでも、確実に良い大学に進みたい」なら中学受験、「小学校時代はのびのびと過ごしつつ、なんとか良い大学に進みたい」なら高校受験と覚えておきましょう。

もちろん、国公立中心に進学するため、大学院まで進学した場合でも学費の総額は1,674万円ほどであり、中学からずっと私立の場合よりも1,000万円近くも低くなる点は、中学受験の場合でも高校受験の場合でも変わりません。

これも中学受験・高校受験を問わないことですが、「うちはお金がないから国公立しか無理」と考えているご家庭であっても、学校によっては返済不要の奨学金があったりするので、ぜひぜひ探してみてください。

なお、地方にお住いの方は「そもそも中学受験できる学校がない」という状態でも不思議ではありません。その場合は、高校受験で都道府県トップクラスの高校に進学し、良い大学に進むようにしましょう。

教育方針2_まとめ


さいごに

いかがでしたでしょうか?

教育方針1でご紹介した内容よりも、小学校時の負担が重くはなりますが、より確実に良い大学に進学することができます。そしてもちろん、金銭的な負担も非常に小さいです。

次回の教育方針3では、国公立だけではなく私立も含めた進路をご紹介します!




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