おすすめ進路 その5「しっかり勉強! 小学受験」

今回は、合計13回にわたって未就学~大学院までのおすすめの進路(=教育方針)をご紹介しているうちの、第5回目になります!そして、教育方針その5は「しっかり勉強! 小学受験」です。

小学校から受験する子どもは全体のわずか2%と極めて少ない割合ですが、決して他人事ではありません。
小学受験のメリット・デメリットを理解したうえで、お子さまにとって最適な進路を選びましょう!


そもそも13種類の教育方針ってなに?

13種類の教育方針は、まずは「子どもにとっての幸せ」を考え、その幸せを実現するために適切な進路はなにか?という発想で考えられています。

「子どもにとっての幸せ」の定義

  1. 良い職業に就いて、高い社会的地位・金銭を得る
  2. 今を楽しみつつ、将来も平均水準の生活を送る
  3. 勉強のストレスを感じず、今をできる限り楽しむ
  4. 社会的地位・金銭は高くなくとも、希望する職業に就く

「子どもにとっての幸せ」の定義について考えた記事もありますので、ぜひご覧ください!


そして今回お話しするのは、「良い職業に就いて、高い社会的地位・金銭を得る」という幸せを手にするため、小学校で初めて受験をし、高難度大学(院)に進学していく教育方針です。

ちなみに、高難度大学(院)に進学しなくてはいけない理由は、「良い職業に就いて、高い社会的地位・金銭を得る」ためには、人気企業に就職したり、経営者や政治家、医師になる必要があるからでした。


今回の教育方針では、どんな学校に進むことになるの?

この教育方針では、就学前は幼稚園や保育所、子ども園などに通うことになりますが、その後はすぐに小学校受験をすることになります。

小学校受験は国立か私立の2択ですが、ある程度家計に配慮しながら受験したい方は国立小学校が向いている傾向にあり、大学までエスカレーター式に進学したい方は私立小学校が向いている傾向にあります。
しかし、これはあくまでも「傾向」ですので、しっかりと各校の特徴を見極めて、子どもに合った学校を選ぶようにしましょう。

小学校を卒業してからは、国立中学校+ハイレベルの普通科高校、あるいは中高一貫の公立・私立中学校に進みましょう。先に申し上げた通り、小学校によっては内部進学でそのまま中学まで進学できる場合も非常に多いです。

ここまで来れば大学受験ですが、ハイレベルな小学校・中学校・高校を出ていますので、ある程度容易に難関大学(院)に進学することができるでしょう。

小学校受験_進路マップ


今回の教育方針の特徴は?

まず前提として、小学校受験ができる条件というのは、ご家庭に「金銭的余裕があること」、「時間的余裕があること」です。この条件に合わない場合は、入学後の家計が苦しくなりますし、小学校受験の対策に充てる時間もなかなか取れないため、あまり向いているとは言えないでしょう。

特に金銭的余裕は十分持っておく必要があり、私立小学校に進学した場合には6年間で1,000万円も必要となり、大学院まで私立中心で進むことを考えると合計3,166万円ほど必要になってしまいます。

しかし、その分大学までエスカレーター式で進学できたり、優秀な子どもたち・親たちとの時間を作ることができます。

本教育方針で何より気を付けていただきたいのは、子どもが幼いため自らの意思で受験を決めることができず、親が子どもに独りよがりなプレッシャーを与えてしまうことです。
小学校受験をされる場合は、親の意思だけではなく、かならず子どもの意思を尊重し、精神的・身体的負担が大きければ無理強いさせないようにしてください。

小学校受験_方針まとめ


さいごに

いかがでしたでしょうか?

繰り返しになりますが、小学校受験をされる方は非常に少なく、地方在住の方にとってはまったく馴染みのない進路かと思います。
しかし、都心にお住いの方にとっては他人事ではなく、身近な存在かもしれません。受験する・しないは関係なく、このような選択肢があるんだということをしっかりと理解し、もしご家庭にぴったりとマッチした進路であれば検討してみてください。ただし、とにかく親の意思だけではなく、子どもの意思を尊重するようにしてくださいね!

次回の教育方針6では、幼稚園受験をする場合の進路についてご紹介します。



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