13つのおすすめ進路
おすすめ進路 その6「しっかり勉強! 幼稚園受験」
13つのおすすめ進路
今回は、合計13回にわたって未就学~大学院までのおすすめの進路(=教育方針)をご紹介しているうちの、第6回目になります!そして、教育方針その6は「しっかり勉強! 幼稚園受験」です。
幼稚園から受験する子どもはほとんどいませんが、決して他人事ではありません。
幼稚園受験のメリット・デメリットを理解したうえで、お子さまにとって最適な進路を選びましょう!
毎回の繰り返しですが、13種類の教育方針は、まずは「子どもにとっての幸せ」を考え、その幸せを実現するために適切な進路はなにか?という発想で考えられています。
「子どもにとっての幸せ」の定義
「子どもにとっての幸せ」の定義について考えた記事もありますので、ぜひご覧ください!
そして今回お話しするのは、「良い職業に就いて、高い社会的地位・金銭を得る」という幸せを手にするため、幼稚園で初めて受験し、高難度大学(院)に進学していく教育方針です。
ちなみに、高難度大学(院)に進学しなくてはいけない理由は、「良い職業に就いて、高い社会的地位・金銭を得る」ためには、人気企業に就職したり、経営者や政治家、医師になる必要があるからでした。
今回は、幼稚園で受験をして、国立幼稚園または私立幼稚園に進学するところから始まります。
その後の小学校は、幼稚園からそのまま内部進学するケースが多く、国立小学校または私立小学校に進学することになります。
中学校でも同様であり、内部進学で①国立中学校およびハイレベルの普通科高校、②中高一貫校のいずれかに進学するが多いです。
大学も内部進学で進むことができる場合もありますが、多くの方は受験し、東京大学や京都大学、早稲田大学や慶應義塾大学などに進学するケースが多いようです。
今回の特徴は、教育方針の名前の通り、幼稚園で受験をすることにあります。
これにより、幼稚園受験が失敗した場合でも、小学校受験を保険としておいておくことができたり、高校や大学までエスカレーター式で進学できるなどのメリットがあります。特に、幼稚園受験は良くも悪くも「親の受験」であり、保護者の頑張り次第で合格を手にすることができます。
しかし、私立中心の進路になるため金銭的負担はすさまじく、大学院まですべて私立で進学する場合だと合計3,306万円も必要になっており、これは国公立中心の進路の倍近くの金額です。
また、未就学児は自らの意思で受験する・しないを決めることができず、保護者が意思決定することになりますが、しっかりお子さまと話ができていなければ、非常に大きなストレスを強いることになります。
いかがでしたでしょうか?
幼稚園受験を選ぶご家庭は極めて少ないですし、子どもに大きなストレスを与えかねません。そのため「周りの人が行っているから」、「なんとなく良い大学に進んでほしいから」などの安易な理由で受験を決めないようにしてください。幼稚園受験のメリット・デメリットを理解したうえで、お子さまの幸せを最優先に考え、正しい意思決定をしましょう。
次回の教育方針7では、ほどほどに勉強する進路についてご紹介します!
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