13つのおすすめ進路
おすすめ進路 その7「勉強はほどほどに! 国公立で節約(普通科)」
13つのおすすめ進路
今回は、合計13回にわたって未就学~大学院までのおすすめの進路(=教育方針)をご紹介しているうちの、第7回目になります!そして、教育方針その7は「勉強はほどほどに! 国公立で節約(普通科)」です。
勉強することは非常に重要ですが、それだけが人生のすべてではありません。この教育方針では、勉強はほどほどにして、現在・将来の生活のバランスを重視して考えています。
毎回の繰り返しですが、13種類の教育方針は、まずは「子どもにとっての幸せ」を考え、その幸せを実現するために適切な進路はなにか?という発想で考えられています。
「子どもにとっての幸せ」の定義
「子どもにとっての幸せ」の定義について考えた記事もありますので、ぜひご覧ください!
そして今回お話しするのは、「今を楽しみつつ、将来も平均水準の生活を送る」という幸せを手にするため、ほどほどに勉強し、一般国立大学(院)に進学する教育方針です。
今回の教育方針は、「国公立中心」かつ「そこそこ勉強する」進路です。
まずは地域の幼稚園や保育園、認定子ども園に進み、その後は公立小学校・公立中学校(非中高一貫)に進みます。なお、就学前の施設については公立・私立間の費用負担に大差ないため、どちらに進学しても構いません。
高校では初めて受験をすることになりますが、都道府県トップクラスの高校に進学する必要はなく、一般的なレベルの公立高校(普通科)に進学することになります。
そして大学受験をして、一般的な国公立大学(院)に進学することになります。具体的には、以下を除く国立大学(院)が該当します。
以下を除く国立大学(院)に進学
今回の特徴は、「勉強はある程度がんばりつつも、最難関・難関大学(院)に入学できるほどはやらない」という点にあります。
最難関・難関大学(院)に進学せずとも、将来も平均水準の生活を送ることができますし、学校に在籍中も勉強以外のさまざまな経験を積むことができます。
特に、地方在住の学生であり、将来も地方に在住していたいと考える場合、地元の国公立大学に進学しておけば、同じく地元の有名企業に就職し、安定した生活を送れます。
さらに費用面でも大きな魅力があり、最も費用が掛からないかたちで進学していくことができ、合計で1,674万円(私立だけの進路の半分)で大学院まで進むことができるのです。
一方、高校入学後に良い大学への進学を希望した場合でも、既に中学受験組やトップレベルの高校に進学した方々を比較して、学力や受験情報で劣ってしまい、進学が非常に難しくなってしまいます。
また、地方ではなく都心での就職を希望する場合も、最難関・難関大学(院)出身者と競うことになるため、選択肢が限られてしまいます。
このように、さまざまなメリットがある一方、デメリットも多く登場してくるため、お子さまにあった選択を取っていく必要があるのです。
いかがでしたでしょうか?
繰り返しになりますが、勉強は人生のすべてではなく、同様に良い学校に進学することがすべてではありません。しかし、皆が良い学校に進みたがるのにはきちんとした理由があります。こうした事実を踏まえたうえで、「自分は(お子さまは)どれほど勉強する必要があるのか」を考えていきましょう。
次回の教育方針8では、ほどほどに勉強しつつ、私立を中心として進学する進路についてご紹介します!
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