おすすめ進路 その8「勉強はほどほどに! 私立もOK(普通科)」


今回は、合計13回にわたって未就学~大学院までのおすすめの進路(=教育方針)をご紹介しているうちの、第8回目になります!

そして、教育方針その8は「勉強はほどほどに! 私立もOK(普通科)」です。
勉強することは非常に重要ですが、それだけが人生のすべてではありません。この教育方針では、勉強はほどほどにして、現在・将来の生活のバランスを重視して考えています。

なお、前回の記事では国公立に進学して節約する方針でしたが、今回は私立も視野に入れて進学する方針です。金銭的負担もある程度許容できるご家庭は、ぜひ検討してみてください!


そもそも13種類の教育方針ってなに?

毎回の繰り返しですが、13種類の教育方針は、まずは「子どもにとっての幸せ」を考え、その幸せを実現するために適切な進路はなにか?という発想で考えられています。

「子どもにとっての幸せ」の定義

  1. 良い職業に就いて、高い社会的地位・金銭を得る
  2. 今を楽しみつつ、将来も平均水準の生活を送る
  3. 勉強のストレスを感じず、今をできる限り楽しむ
  4. 社会的地位・金銭は高くなくとも、希望する職業に就く

「子どもにとっての幸せ」の定義について考えた記事もありますので、ぜひご覧ください!


そして今回お話しするのは、「今を楽しみつつ、将来も平均水準の生活を送る」という幸せを手にするため、ほどほどに勉強し、有名私立大学(院)などに進学する教育方針です。

画像


今回の教育方針では、どんな学校に進むことになるの?

今回の教育方針では、中学校までは受験をせず、公立校を中心とした進路となります(ただし、就学前は私立も可)。
そして、都道府県トップクラスの高校ではなく、一般レベルの高校に進みます。最終的には、有名私立大学(院)や一般国公立大学(院)に進学していくことになります。

なお、この方針では「私立に進学できる金銭的余裕があること」、「勉強はそこそこに留めること」ということで、私立以外にも一般レベルの公立高校や国公立大学に進学すること自体も可能です!

※有名私立大学や一般国公立大学の具体例は、画像下部をご覧ください。

画像


今回の教育方針の特徴は?

この教育方針の特徴は、勉強量はそこそこに一般国公立大学や有名私立大学に進学することにあります。

①地方に在住しており、地元の大学・有名企業に就職して平均水準の生活を送りたい方、②都心で生活したいが、勉強はほどほどに抑えたい方、③費用負担をあまり気にせず、進路の選択肢を増やしておきたい方などにおすすめです!

ただ、勉強量を抑えるツケとして、最難関・難関大学の就職先と比較するとどうしても劣ってしまいます。また、高校のタイミングで高難度大学への進学を志しても、学習環境が整備されていないため進学できない可能性が高いです。

他にも、高校・大学は私立を前提とし、かつ私立大学院に進学する場合は、通算で2,110万円必要になってきます。中学までは原則私立ではないため費用は控えめですが、どうしても合計金額が高くなってしまう点が難点です。

画像


さいごに

いかがでしたでしょうか?

東大・京大・早稲田・慶應などの最難関大学に進学できるほど勉強はしたくないものの、将来もある程度豊かな生活を送りたい方には向いている方針と言えます。

次回の教育方針9では高等専門学校に進学する進路をご紹介します。
これまでは、一般的な高校への進学を前提としていましたが、高等専門学校も選択肢の一つとなります。中学の時点で、専門的な知識を身に付けたいと考えているお子さまにはピッタリの方針ですので、ぜひご検討ください!




アカデミー・ハブでは、勉強する目的から子どもにとって最適な進路を考えるサービス「我が家の教育方針」をご提供しております!

我が家の教育方針


保護者専用の進路相談サービス「我が家の進路相談」もあります。
完全無料&たった3分で質問できるので、お気軽にご利用くださいませ!

我が家の進路相談


noteでも記事を連載しております。よろしければご覧ください!