おすすめ進路 その10「今を楽しめ! 一般私立に進学」

今回は、合計13回にわたって未就学~大学院までのおすすめの進路(=教育方針)をご紹介しているうちの、第10回目になります!

そして、教育方針その10は「今を楽しめ! 一般私立に進学」です。
これまではある程度の勉強を前提とした進路でしたが、今回からは高校生活を思う存分楽しむことを最優先に、勉強量は控えめにする進路です。

多くの方にとっては「勉強しておいて損はない」ですが、選択肢の一つとしては「勉強しない」ということもあり得ます。勉強しないことのデメリットも考慮しながら、お子さまに適した進路か考えてみてください。


そもそも13種類の教育方針ってなに?

毎回の繰り返しですが、13種類の教育方針は、まずは「子どもにとっての幸せ」を考え、その幸せを実現するために適切な進路はなにか?という発想で考えられています。

「子どもにとっての幸せ」の定義

  1. 良い職業に就いて、高い社会的地位・金銭を得る
  2. 今を楽しみつつ、将来も平均水準の生活を送る
  3. 勉強のストレスを感じず、今をできる限り楽しむ
  4. 社会的地位・金銭は高くなくとも、希望する職業に就く

「子どもにとっての幸せ」の定義について考えた記事もありますので、ぜひご覧ください!


そして今回お話しするのは、「勉強のストレスを感じず、今をできる限り楽しむ」という幸せを手にするための進路です。将来よりも現状を優先した進路になっていますので、ぜひご覧ください!

教育方針の一覧


今回の教育方針では、どんな学校に進むことになるの?

今回の教育方針では、就学前教育を除き、高校まで地元の公立校または私立校に進学していくことになります。そしてそのまま、一般私立大学に進学します。
なお、ここでいう一般私立大学とは、早稲田・慶應やMARCH・関関同立、日東駒専・産近甲龍と言われるような大学を除く私立大学になります。

また、進学する高校については、ハイレベルな高校に進学する必要はなく、一般レベルの普通科高校や専門科に進学すればOKです。

教育方針_進路マップ


今回の教育方針の特徴は?

何といっても「勉強はそこまで重視しない」というのが最大の特徴でしょう。

とにかく勉強が嫌いで、勉強量を最小限に抑えたい方におすすめです。
しかし注意していただきたいのは、勉強の量を制限するということは、将来の選択肢も大きく制限してしまうということです。

例えば、誰もが知っている大企業には基本的には就職できませんし、一般的な教養を十分身に付けていないことで苦労することも多いでしょう。もちろん、すべての人にこういう事態が当てはまるわけではないですが、多くの方には当てはまるという点で、覚悟しておく必要があります。

また、費用についても注意する必要があります。
私立大学に進学することになるため、大学だけで合計948万円、大学院まで進学した場合は合計で2,110万円(高校以降は私立に進学する前提)かかることになります。

教育方針_進路まとめ


さいごに

いかがでしたでしょうか?

繰り返しになりますが、多くの方にとっては「勉強しておいて損はない」です。勉強しないことの影響をしっかりと考え、進路を考えてみてください。

次回は、教育方針11では「今を楽しめ! 短期大学に進学」をご紹介します。今回同様、勉強量を抑えた進路になりますが、私立大学ではなく短期大学に進んでいく進路をご紹介します。




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