おすすめ進路 その12「職業一直線! 専門学校に進学」

今回は、合計13回にわたって未就学~大学院までのおすすめの進路(=教育方針)をご紹介しているうちの、第12回目になります!

そして、教育方針その12は「職業一直線! 専門学校に進学」です。
これまでは最低でも大学・短大まで進学することを前提とする進路をご紹介しましたが、今回は高校卒業後すぐに専門学校に進学し、就職に向けた専門知識を身に付けていく進路です。


そもそも13種類の教育方針ってなに?

毎回の繰り返しですが、13種類の教育方針は、まずは「子どもにとっての幸せ」を考え、その幸せを実現するために適切な進路はなにか?という発想で考えられています。

「子どもにとっての幸せ」の定義

  1. 良い職業に就いて、高い社会的地位・金銭を得る
  2. 今を楽しみつつ、将来も平均水準の生活を送る
  3. 勉強のストレスを感じず、今をできる限り楽しむ
  4. 社会的地位・金銭は高くなくとも、希望する職業に就く

「子どもにとっての幸せ」の定義について考えた記事もありますので、ぜひご覧ください!


そして今回お話しするのは、「社会的地位・金銭は高くなくとも希望する職業に就く」という幸せを手にするための進路です。
高校卒業のタイミングで、すでにやりたいことが決まっている方には非常におすすめです!

教育方針の一覧


今回の教育方針では、どんな学校に進むことになるの?

今回の進路は、高校までは公立校を中心とした地域の学校に進んでいきます。学力レベルが高い学校に進学する必要はなく、極端な話、どのようなレベルの学校でも問題ありません。

そして、高校卒業後は専門学校に進学します。
その際は、自分が興味のある分野(美容・調理 など)の学校に通う必要があるため、この進路が向いている人は高校卒業時点で興味が明確になっている方に限りますね。

教育方針_進路マップ


今回の教育方針の特徴は?

今回の特徴は、とにかく「職業色が強い!」ということです。
高校卒業時点で就きたい職業に向かって、一直線で進んでいきます。早い段階ですでにやりたいこと・就きたい職業が決まっているというのは、非常に幸せなことだと思います。

また、専門学校はほとんど私立で年間120万円ほどかかってしまいますが、通学は2年間と比較的短いため、合計費用は4年制の国公立大学と同程度に抑えることができる点も魅力的です。

もちろんデメリットもあります。
将来実際に就職した際、自分の想像と業務内容が大きく異なっていた場合も、他業種に転職することはなかなか難しいです。特に、応募要件のなかに「大卒以上」を設定している企業も多いため、将来の選択肢が狭まってしまう危険もあります。

こうしたメリット・デメリットを考えながら、お子さまに適した進路なのか考えましょう!

教育方針_進路まとめ


さいごに

いかがでしたでしょうか?

将来の選択肢が限定される可能性はあるものの、自分にぴったりの専門性であれば非常に豊かな人生を送ることができます。やりたいことが高校時点で決まっているご家庭では、十分検討の余地はあるでしょう。

次回は最終回!
教育方針13として「職業一直線! 高校卒業後に就職」をご紹介します。
最短ルートで就職するルートになりますので、ぜひぜひご覧ください!




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