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子どもが不登校になるのは親のせい?

今回お伝えさせていただきたいのは3点です。

1点目が、「あまり深刻にならないでください」ということです。
不登校のお子さまをお持ちの保護者さまからは、「なんで自分の子どもだけ不登校に・・・」というお声をよくいただきます。
しかし、小中高における不登校生徒数の合計は36万人(想像もできない数ですよね)と非常に多く、誰にでもに起こりうることなのです。
誰にでも起こるのですから、言ってみれば「普通」のことであり、良い意味で気楽に考えてください。

2点目が、「まずはお母さまが、自分自身の人生を楽しんでください」ということです。
お子さまに何かしらの課題を抱えた保護者さまは、子ども中心に解決策を探ろうとされます。
しかし、自分自身が楽しめていないのに、子どもも楽しめるわけもなく、逆効果に陥ってしまうケースが非常に多いです。
例えば、子どもは優しく肯定してほしいと思っているのに、保護者さまもストレスを抱えているので強く言ってしまうような場合ですね。
そのため、お子さまのことは適度に考えつつ、まずはご自身の楽しみを優先して考えてください。
新しい職場でどんな学びが得られるでしょうか? ご家族やご友人とお食事などに行かれてはいかがでしょうか? 何か新しい趣味を見つけてみるのもよいかもしれません。

3点目が、「お子さまにとっての幸せを考えてみてください」ということです。
不登校や鬱、通信制への転入は、お子さまにとって絶対に悪いことなのでしょうか?
例えば、お子さまにとっての幸せは「お金をたくさん得られなくても自分の興味のある仕事に就くこと」かもしれませんし、「自分と同じ境遇のことを助けてあげること」かもしれません。
このような場合は、たとえ通信制への転入などがあってもまったく問題なく、むしろ相手の気持ちが良くわかる子に育ってくれるかもしれません。
「良い大学に入って、良い会社に入って、いい暮らしをして・・・」という思いを保護者さまから聞くことが多いですが、これはあくまで保護者さまの思いです。
その根っこの部分となる子どもの幸せを考えると、現状を受け入れられることもたくさんあるでしょう。

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